うん、色々な事があるこの世の中。本当に大変。 でも、意外と救われるこの世の中。 そんな世の中を生きる啓の日記?
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あい、久々な啓ですよんヾ(・ω・) 先日愛方とお泊まりデェトをして参りました☆ 楽しかったですよ〜 幸せでしたよ〜 では、長いので分けて報告('-^*)/ 初日の朝。 いつもの時間より早い待ち合わせ。 特別な日の為か、いつもと違う待ち合わせに戸惑う。 所々の細かい計画性の欠けを否めない忙しい1日の始まり。 互いの情報伝達が上手く行かず、合流に手こずる事に。 愛方と無事合流して少し遠目の、しかし僕の家からは目と鼻の先にあるゲームセンターへと向かう。 つまり逆戻り。 普段ならあまり好ましくない無駄手間ではあるが、隣には愛方。それすらも楽しくさせてくれる。 彼女馬鹿という言葉を叩きつけられても致し方ない思考回路だ。 幸せな頭で目的の娯楽施設へ。 耳うるさい音が響きわたる店内、2人で真っ先にプリクラ機に足を進める。 ゲームセンターに入れば必ずといっていいほど撮る。それが記念日なら尚更だ。 2人でハシャギながらも撮り終えて店外へ。 もう少し遊んでいたかったがちょっとしたトラブルで待ち合わせた駅とは少し離れた愛方の最寄り駅へと行かねばならなくなった。 特に問題はなくトラブル解消。 気を取り直して目的の地、長野へ。 ここ愛知から向かうが、余りの遠さと時間の縛りにより岐阜で引き返す事に。 長野、後一歩届かず……。 悔しいが次の目的地を目指す愛方と僕。 次に向かうは三重にある巨大なテーマパーク、名を長島スパーランド。 愛方と2人かなり楽しみにしていた場所である。 ……しかし、精神的に充実していても車の運転は静かに体力を奪っていく。 疲れが如実に表れてきた所に、運良く漫画喫茶を見付け一休みすることに。 そこで軽食を食べ、仮眠をとり、英気を養う。 さて、体を充分休められたので再び車を走らせる。 ラジオに耳を傾けながらのんびりと向かうが、やはりというべきか目的地に近くなるにつれ混み出す。 まあ、覚悟はしていたし急いている訳でもないので、駒進みな交通状況に身を任せていた。 暫く走り、ようやく長島スパーランドが見えてきた。 まだまだ距離はあるにも関わらず、その様相がはっきり見えるくらいに空は晴れていた。 渋滞から逃れ、後少しで目的地に着くという所でテンションが上がる。 既に夕方であるが、構わず元気いっぱいな2人。 そして長島スパーランド到着。 駐車場に車を止めて園内へ。 夕暮れ時、帰りの人波に揉まれながらもそれとは逆方向に進む。暑さは和らぐ事を知らない。 圧倒的敷地内を闊歩しながら入場券やらを購入する。 様々なアトラクションがある中で、僕たちは絶叫系に目を付けていた。 可愛げのないセレクション。 全く気にしないのが僕たちです。 最初に目を付けたホワイトサイクロンが定期整備の時間に入ってしまい、スチールドラゴンへ。 久しぶりのジェットコースター。絶叫系は大の得意だが、少しドキドキ。 並んでいた割には回りが良く、あまり待つことなく乗れた。 運が良いのか悪いのか。前の方に乗ることに。 愛方は楽しそうだ。勿論僕も楽しい。 ついに発進。 ゆっくり走り出すと思えば意外に速度があった。 ガタガタと、井戸から水を汲むように上昇を続ける。 絶景。遊園地どころか街を一望できるのではないかと思えるほどの見通し。 ――そして、上昇は止まる。 傾いていく車体。徐々に視界は下へ。 周りの歓声はやがて悲鳴へ。 過ぎ行く展望。 長閑な景観もやがて終わりを告げる。 ――急降下。 無重力を味わう。そして続けざまの情け容赦ないG。 流れる景色、など生温い表現など似合わないスピード。 前後右から聞こえる悲鳴。割と冷静に落ち行く景色を眺める僕。 急降下に続き、反則的なスピードでコースを走り回る。 うん、楽しい。歓声を上げながらもちゃっかりとハイスピードの園内見学を堪能した。 勿論隣に座る愛方の強張った顔もしっかり目に収める。 高速走行中の手を上げる行為は危険なので、僕は愛方が手を上げないように押さえつけていた。 あっという間にスタート地点へ。 短い時間ではあるが充分に堪能できた。 愛方と2人で感想を言い合いながら、最初に向かったホワイトサイクロンに戻ることに。 整備は終わり、既に長蛇の列。 その最後尾に愛方と一緒に並ぶ。 他愛のない話をしながら時間を潰し、漸く自分達の番になった。 今回は最前列、特等席だ。 最初の絶叫マシンよりもスピードはゆるく、代わりにガタガタと激しく揺れている。 もし、〇であったなら絶え間ない痛みが臀部を襲うだろう。その手の人にはたまらないかもしれない。 始終ガタガタと揺られて、感覚がおかしくなっていた。 あの振動のせいか、心なしか腹が痛い。 愛方に心配をかけつつも、デェトの定番である観覧車へ。 観覧車の室内は冷房がかかっており、この夏場においてかなり有り難かった。 気付けば空はすっかり夜の帳が降りている。 ライトアップされたアトラクションはイルミネーションのようにキレイだった。 上へと上がって行くにつれ、光の装飾に彩られた煌びやかな園内を見渡せるようになる。 そして、遥か彼方を見れば遠くにあがっている花火。 贅沢を尽くしたようなこの景観に愛方と2人でここに来れた事を喜び、幸せに浸っていた。 ゆっくりと回る観覧車。 相反してゆっくりと流れてはくれない時間。 始まりがあれば終わりもある。 地から空へ、そして地へと降りる。 惜しみつつも観覧車から離れる。 半端な時間を、濃厚な1日を味わうかのように愛方と2人手を繋いで園内を歩いていく。 暫く歩き目についたのは、ハンドルで舵をとり足でペダルを漕ぐ手動のボート。いわゆるアヒルボートだ。 待つこともあまりなく、すぐに乗れた。 水面に揺れるボート。 この時間を徹底的に楽しむ為に、遠回りをしながらまったりとペダルを漕ぐ。 広くはない限られた範囲内、気付けば既に執着点。 ボートから離れ、園内から出るために出口へと向かう。 後もう少しで出口という所。 愛方は足を止め「寂しい」と呟いた。 僕はそれに「うん、楽しかったもんね」と答えた。 僕も寂しかった。 今ここを出てしまえばこの楽しい時間も思い出となる。 ――時間を留める事は出来ないから。 一歩進むごとに後ろに存った筈の道は瞬時に崩れてしまい崖になりもう後戻りは出来ないのだ。 そして崩れた足場の欠片で思い出が作られる。 それは触れられぬ程遠くにあり、すぐに覗ける程近くにある―― 出口に向かう途中少しだけ花火を観た。 園内で打ち上がった花火。見事なまでの光の連鎖。 いつまでも観ていたかったが、帰宅ラッシュに巻き込まれる前に駐車場へ。 そこからも少し鑑賞しながら遊園地を後にする。 そして、今回のお泊まりデェトを助けてくれる協力者の元へ向かうことに。 道を間違えながらも何とか到着。 温情に触れたり、晩御飯も差し入れてもらったり……本当に色々とお世話になりっぱなしだった。 そこから車を走らせホテルへ。 とてつもなく長い距離。疲労しきった体にはかなり堪えた。 有料道路を利用したため遅くに到着することはなく、余裕を持つ事が出来た。 荷物を持って部屋へ。 次の日の準備をしながら部屋で寛ぐ。 ポツリと、愛方は口にした。 愛方は泣いていた。告白した。 『――たい』 必死に僕は声を出した。 僕も泣いていた。それは悔しくて。 『まだ始まっていない。――を決めるなんて早すぎる』 その夜、僕と愛方は決意する。 2人で頑張ると決めた。 理不尽に負けるには早すぎると決めた。 甘くはない。当たり前だ。 そんなの知っている。 そこまで子供じゃないんだ。 2人の明日を始める為に今は目を瞑る。 2人ならきっと大丈夫だ。 先に眠る愛方の側で僕も眠ろう―― ヽ(U*・ω・)(|ω|*)2日目に続く! |
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